9月に入ったばかりですが、早くも秋らしい涼しい日が続いていますね。
さて今回はイベント参加レポートの最終回として、専門家が講師を務めた「防犯セミナー」の内容と、エクステリアで出来る防犯設計について触れていきます!
防犯カメラや照明・門塀のご相談は→こちら
今回のセミナーで覚えておきたいキーワードは「CPTED」セプテッドという防犯を意識した建築の設計手法です。
「環境設計による犯罪予防=防犯環境設計」とも訳され、セミナーでは頭文字のEの部分をエクステリアに置き換えて、外構で出来る防犯対策の構想をブラッシュアップ出来る内容となっておりました。具体的には↓図のようなイメージです。

警視庁ホームページによるとコロナ以降、犯罪の認知件数は増加しており、その手口も多様化しています。空き巣だけでなく闇バイトなどの特殊詐欺などが増加傾向にある中で、住宅設備やエクステリアにおいても現在の多様化した犯罪に対応できるか不安を抱える方が約7割いるデータもあります。
今までの対策としてはホームセンターや工務店に単品で以来するか、居住者ご自身で防犯カメラを購入・設置していたケースが多く、外構業者への防犯を意識した設計依頼自体は多くはありませんでした。
しかし今後は防犯に関するご依頼も専門性のある業態へと市場が推移していくと思われます。
そこでエクステリアで出来る事は、設計の段階で防犯にフォーカスしたトータルコーディネートのご提案になります。
ここで言う「CPTED」防犯外構設計では、デザインの工夫で犯罪が起きにくい空間づくりを提供し、以下の4つを高める狙いがあります。
①対象の強化…対象となる「家」や「庭」事態の対策(犯人が諦める心理をつくる)
②接近の抑制…そもそも犯人を近づけない付属物(門扉やカーポート、スクリーンなど)
③自然監視の確保…照明や隙間のあるフェンスで犯行現場の早期目撃
④領域性の強化…整った街並みは犯人が選びにくい(通行人の目を引く外構デザインで地域を巻き込む監視体制)
これらはエクステリアの設計で網羅できるポイントではないでしょうか。
フェンス・カーポート・照明・防犯カメラ…すべて外構計画に入れ込むことができます。
イベント内でもLIXIL新作の防犯カメラ「スマート見守りカメラ」が大きく着目されました。
コンセプトは「防犯に“デザイン”という発想を」
監視カメラを設置しておくと安心感がある一方で来客時や近隣には威圧感を与える場合も。
そこでフレームデザインに調和する美しい防犯カメラが登場しました。
90角の柱にすっきり収まる設計ですが広角レンズ搭載で幅広い視野をカバーしてくれます。
そしてこの防犯カメラはデザインだけでなく、性能にも驚きます。
約200万画素の高画質で不審者の顔や服装などの情報をしっかり撮影。昼間も夜間もカラーで鮮明に記録します。
またAIによる精度の高い検知・判別機ができ、動いているものの形や大きさから人物を判別。
熱検知のものに比べ、誤検知も抑制します。


こちらはカーポートのフレームに設置してあるものです。
実物はかなり近づいて撮影しないと防犯カメラが良く映らない程シンプルなデザインでした。

奥の黒い格子のところに防犯カメラが設置されています。
実際このカーポートはいくつも防犯の役割を果たしており、フレームによる境界の明示、照明による夜間侵入の抑制、背面スクリーンによる視線抑制(駐車場スペースの背面は玄関など家の中が見える配置になっていることが多い)
そして、こんなカッコいいカーポートがあるお家にはつい目を引かれますよね。
これが自然監視の確保につながり、居住者だけでなく周囲も含めた防犯意識につながります。
まだまだエクステリアで出来ることはたくさんあります!
そして大切なのは、草木の手入れも含めた美しい外構のキープ!
犯罪心理としては整備された土地よりも、雑草が多く外観的に手つかずの敷地のほうが狙いやすいとか…
完成時に綺麗なのは当然ですが長く美しい外構であることは同時に防犯にも繋がっています。
メンテナンスの事、防犯のことなど気になったら是非ご相談ください!


